【かるがもブログ】米作り3年生
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皆さん、こんにちは!
ハウエルのマホです(^◇^)
今回のかるがもブログは、
今年で3年目を迎えた
「無農薬のお米作り」についてお話させていただきます!
世の中は米騒動が起こり、
お店には備蓄米を求める長蛇の列ができたり、
ニュースでも今後の政策のことや
お米の売値の推移状況などが流れ。
気持ちが落ち着かない日々が続いていますね(-_-;)
グルテンフリーの焼き菓子や
ランチを提供するにあたって
原材料のお米から安心安全なものを皆さまに届けたい!と
始まった無農薬のお米作りですが、
3年目の今年は米問題などの
状況がある中で経験をさせて頂き、
改めてお米の大切さと
どんな状況であっても米作りに真摯に向き合う姿勢に
有難みを感じました。
6/4 3年目の米作りスタート!!
晴れた空に薄ーい雲がかかったような
絶好の田植え日和。
米作りがスタートしました。
前日のザーザー雨で田んぼの状況が不安でしたが、
五十鈴園の皆さまが代掻き
(水と土を混ぜる工程)をして
土台をしっかりと整えてくださり、
田んぼの水量を調節してくださったおかげで、
土が硬めで足が取られにくく
驚きの歩きやすさでした('Д')!
なんと農薬を使えば1回で済む代掻きも、
無農薬で作るとなると計4回必要。
また田んぼの環境を整えてくださっただけではなく、
玄米から無農薬の苗を育てるのにも1ヶ月。
わたし達が田植え当日を迎えるまでに、
沢山のお時間と手間暇をかけてくださったこと。
本当に感謝してもしきれません。
ありがとうございます。
1苗1苗を大切に!と思いを込めて、
集中して歩を進めました(^O^)
わたし達がさせて頂いたのは、
機械では植えることのできない田んぼの端の部分や、
苗が1本しかないところに植え足す補植作業。
補植するべき場所を見つけるだけでなく、
水面にぷかぷかと浮いてしまっている苗は無いか。
雑草は生えていないか。
タニシはいないか。
土が水面より盛り上がってしまうと
雑草が生えやすくなってしまうため、
定期的に後ろを振り返り
自分の足跡は残っていないかも見て。
自分の持ち場に責任を持ち、
神経を研ぎ澄ます必要があり
とても集中力のいる作業なのです*
わたしが経験した何倍もの面数の無農薬米を育てている
五十鈴園 鈴木さん。
どれだけ大切に育てていても自然の猛威がふるえば、
全てがダメになってしまうこともあります。
とても根気のいる米作りに
日々真摯に取り組まれる背景には、
「大切な人、自分のお米を必要としてくれる人たちに
安心安全に食べられるお米を届けたい」
「全国的に農家は減り、
お米も無くなり高騰していく現状があるからこそ、
より農業の価値を高めたい。」
という想いがあることも改めて体感した1日でした。
そう思うと今まで当たり前のように食べていたお米も、
そのお米が自分の手元に届くまでの過程も
とても尊いモノ・尊いコトに感じます。
自分が今回の田植えで体感したことを
店頭で沢山の方にUMI pupanの焼き菓子を通して
お伝えしていきたいと思います(*^-^*)
最後までお読みくださり
ありがとうございました!
また次回のかるがもブログで
お会いしましょう('◇')ゞ
マホ